株主優待を狙いたいオススメの銘柄・伊藤園【2593】

株式投資を最近はじめたという投資の初心者の方には、株主優待を狙った投資をお勧めすることができます。

例えば、株主優待を狙いたいオススメの銘柄として、伊藤園【2593】があります。伊藤園と言えば、お茶などの飲料メーカーとして有名ですが、この株を必要な数だけ買っておけば、年2回の株主優待を受けることができます。優待内容は、飲料の詰め合わせセットとなっていますから、伊藤園の飲料が好きな方には良い投資先だと言えるでしょう。

株主優待を狙った株式投資の良いところは、その企業の価値を実感できるところにあります。すなわち、その企業の商品やサービスを無料で消費あるいは体験することができるようになりますので、なるほどこれなら自分も買いたいと思えるかどうかが実感的にわかるようになる訳です。そして、これは良いと思ったなら、その株式を購入してもよいでしょうし、これはダメだと思ったなら、その株式を売却してしまうという手もあるでしょう。

例えば、伊藤園の例で言うならば、半年毎の株主優待において、新商品の飲料なども送られてきますから、最新の動向を自ら体験することができるわけです。自分だけの消費ですと、どうしても商品に偏りがでてしまいますから、このように会社側から送られてくる商品を味わってみるというのは、その企業の全体像を把握する上で有益です。

株主優待を導入している企業の中には、配当金を出さないところなどもありますが、伊藤園の場合には配当金も出ていますから、配当金と株主優待の分を合わせた総合利回りという点では、かなり高い利回りとなっていると言えます。ですから、総合的なパフォーマンスという観点でも、伊藤園をお勧めできる訳です。

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株主優待の権利確定日とは?

上場企業では個人株主に対して、株主優待制度を導入しているところがあります。

株主優待としては、自社で販売している商品の詰め合わせが贈られたり、食事券などの商品券がもらえることが多くなっています。そうした株主優待がもらえる分、個人投資家にとっては日本株投資は有利と言えます。

上場企業の行う株主優待においては、1年に1度の本決算時や中間決算と本決算の2度に渡って実施されることが多いです。そのため、株式優待を受けるには、決算月の権利確定日までに株主になっていることが条件となっています。

しかし、実際に株主優待の権利を受けるには、権利付き最終売買日までに株式を購入しておくことが必要です。権利付き最終売買日は、月末の権利確定日の3営業日前となっています。日本の証券会社では、株式の決済は4営業日後に実施をされることになってきます。そのため、日本株投資では権利付き最終売買日は月末の3営業日前までとなり、この点は注意が必要となります。したがって、権利付き最終売買日までに株式を購入しておけば、株主優待を受ける権利が得られます。

そして、その翌日の権利落ち日には、配当や株主優待が実施された分、株価が下落することが起こり得ます。相場環境によっては、配当などの価値以上に株価が下落することも起こってきます。したがって、株主優待を受ける目的で日本株投資をする場合には、権利付き最終売買日よりも少し前に株式を購入しておいた方が無難となります。

通常は権利付き最終売買日よりも、1カ月程度前ぐらいから株式を購入しておくと良いと言われています。権利付き売買日の直前では優待目的で購入する投資家が増えているために、株価が上昇してしまっていることが起こるからです。

優待利回りとは

株式投資で重視される指標の一つに配当利回りがあります。その株式を保有して1年間にもらえる配当金額の、投資金額に対する割合を示す数字で、一般に3%以上なら比較的高配当の銘柄とされます。この配当利回りと同じように、1年間にもらえる株主優待を金額に換算して、投資金額に対する割合を示したものが、優待利回りです。

ただし、配当金と違って、株主優待は保有株式数に比例してもらえるようにはなっていません。多くの場合、株主優待がもらえる最低限の保有株式数は1単元ですが、例外もありますし、保有株式数に応じてもらえる株主優待が違っている場合も多々あります。また、金券・商品券なら、はっきり何円と金額換算できますが、片道全線無料乗車券や50%割引サービスなどでは、使い方次第で優待金額が変化しますし、お米など現物商品の場合も金額換算は困難です。優待利回りは、さまざまな要素が複雑に絡むため、単純には計算できないのです。

一部の証券サイトは、銘柄選びの一助となるよう、1単元あたりの優待利回りを表示したり、一定以上の優待利回りの銘柄を検索で絞り込めるようにしていますが、その対象となるのは金券・商品券などの明確に金額換算できる株主優待に限られるということを、念頭においておかねばなりません。実際には高い優待利回りになる銘柄でも、明確な金額換算ができないために、証券サイトでは優待利回りが表示されない銘柄が多数あります。

優待利回りを正確に計算するには、その銘柄の株主優待のルール・内容を理解した上で、自分の保有株式数、自分のライフスタイルに即して計算する必要があります。自分のライフスタイルに合った、フル活用できる内容の株主優待を選べるかどうかで、優待利回りは高くも低くもなるのです。

株主優待で有名な桐谷さん

株式投資における株主優待制度の活用という点では、桐谷広人さんが有名です。
松子デラックスのテレビ番組に出演して、現金を使わずに株主優待だけで生計を立てている風変りな人というキャラクターがブレークし、今ではテレビや雑誌・講演会などで大活躍の人物です。

桐谷さんは、もともとは将棋の棋士だったのですが、そこで貯めたお金をもとに株式投資をはじめ、何億円もの株式を持つ資産家となるのですが、リーマン・ショックによって大きな損失を出してしまったということです。そして、その窮地を救ってくれたのが、株主優待制度であったと彼は言います。

すなわち、株主優待制度で企業側が自宅に送ってくれる食品やお食事優待券などを使っていけば、それだけで生計を立てることができるということを彼は発見したのです。彼のすごいところは、食費を株主優待で賄っているだけではなく、衣服や靴・自転車から、Fitness Club・映画鑑賞・ボーリングといったエンターテインメントにいたるまで、生活のあらゆる側面を株主優待で賄っているところです。
雑誌に連載されている株主優待の紹介記事においては、一般的にはあまり知られていない非常にお得な株主優待制度のある企業を紹介してくれるなど、その博識ぶりを披露しています。

つまり、彼は単なる人気取りのタレントというわけではなく、本当に実力のある株式投資家であるということです。それを、小難しい理論ではなく、株主への優待制度という実用的でわかりやすいテーマを通して教えてくれる、稀有な投資家であると言うこともできるのではないでしょうか。また、彼の風貌が何となくユーモラスなところも、好感度を上げていると言えるでしょう。