優待利回りとは

株式投資で重視される指標の一つに配当利回りがあります。その株式を保有して1年間にもらえる配当金額の、投資金額に対する割合を示す数字で、一般に3%以上なら比較的高配当の銘柄とされます。この配当利回りと同じように、1年間にもらえる株主優待を金額に換算して、投資金額に対する割合を示したものが、優待利回りです。

ただし、配当金と違って、株主優待は保有株式数に比例してもらえるようにはなっていません。多くの場合、株主優待がもらえる最低限の保有株式数は1単元ですが、例外もありますし、保有株式数に応じてもらえる株主優待が違っている場合も多々あります。また、金券・商品券なら、はっきり何円と金額換算できますが、片道全線無料乗車券や50%割引サービスなどでは、使い方次第で優待金額が変化しますし、お米など現物商品の場合も金額換算は困難です。優待利回りは、さまざまな要素が複雑に絡むため、単純には計算できないのです。

一部の証券サイトは、銘柄選びの一助となるよう、1単元あたりの優待利回りを表示したり、一定以上の優待利回りの銘柄を検索で絞り込めるようにしていますが、その対象となるのは金券・商品券などの明確に金額換算できる株主優待に限られるということを、念頭においておかねばなりません。実際には高い優待利回りになる銘柄でも、明確な金額換算ができないために、証券サイトでは優待利回りが表示されない銘柄が多数あります。

優待利回りを正確に計算するには、その銘柄の株主優待のルール・内容を理解した上で、自分の保有株式数、自分のライフスタイルに即して計算する必要があります。自分のライフスタイルに合った、フル活用できる内容の株主優待を選べるかどうかで、優待利回りは高くも低くもなるのです。

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